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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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2016/1/15(金)泉の森自然情報~冬の虫探し~【自然観察センター】

冬は昆虫の姿を見かけませんよね。
でも、よ~く探せば、いろいろなところで見つけることができます。

一番手っ取り早いのは樹名板を裏返すことです。

▲樹名板の裏に潜むクサギカメムシ(12/29撮影)
幹が太く、樹皮に密着しているような樹名板の裏でよく冬を越しています。
風通しの良さそうな樹名板の裏にはいません。

木の幹を丹念に見ていくと…

クヌギカメムシ類の雌(左:1/8撮影)と卵(右:1/13撮影)
クヌギの樹皮の隙間などに卵を生むクヌギカメムシ類です。
おそらくヘラクヌギカメムシだと思います。
本来は緑色の虫ですが、秋深くなると赤っぽくなります。
成虫で冬は越せないので、そろそろ寿命ですね。
卵はゼリー状のものに覆われています。


ヨコヅナサシガメの幼虫(1/13撮影)
樹皮の隙間に密集するように冬を越しているカメムシの仲間です。


カワゲラの仲間(左:12/31撮影、右:1/13撮影)
オナシカワゲラの仲間だと思うのですが、種名は分かりません。
この仲間は3月くらいから見られるものがいるようなので、
暖冬の影響でちょっと早めの発生だったのでしょう。

木箱の中には…

▲木箱の中で冬を越すコノシタウマ(12/31撮影)
隙間のある木箱を開けてみると、
中にはカマドウマの成虫と幼虫がたくさんいました。
後ろ足のトゲの生え方からコノシタウマと分かりました。
夜に泉の森を歩いたら、樹洞の周りにもたくさん出てきていましたよ。

このように、根気よく探せば冬でもたくさんの虫に出会えます。
そんな冬を越している虫などの生きものたちを探すのが、
佐々木洋さんによる2/6(土)のプロナチュラリストの観察会
「冬越しの生きもの」です。
定員30人なのですが、だいぶ埋まってきています。
興味のある方はお早めに申し込みください。
詳しくはこちらを。

泉の森
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