11/27にカイツブリの狩りについて紹介しましたが、
その後、もう少しいい写真が撮れましたので、
さらに詳しく紹介させていただきたいと思います。
前回も書きましたが、カイツブリの主食は小魚で、
それを水に潜って捕らえます。
時どき顔だけ水の中に突っ込んで水中の小魚を探しているのを見かけますが、
その様子がこちらです。
~水中を覗くカイツブリ~
そして小魚を発見すると潜水開始です!
~水に潜るカイツブリ~
そして水中では足だけを使って泳ぎます。
~泳ぐカイツブリ~
足の使い方が分かるでしょうか?
ちょっと平泳ぎみたいな感じですね。
多くの水鳥は足の指の間に膜状の水かきがありますが、
カイツブリには水かきはなく、代わりにそれぞれの指が幅広くなっているんですよ。
カイツブリに追いかけられると小魚たちは逃げまどい、
時にはジャンプすることもあります。
~跳びはねるオイカワの稚魚~
魚たちも生きるのに必死です。
カイツブリの狩りが成功するのは10回に1回くらいでしょうか。
ずっと見ていると時どき小魚を捕らえます。
~オイカワの稚魚を捕まえたカイツブリ~
捕まえた小魚はくわえ直して、頭から丸呑みにします。
時には大きな魚を捕まえてしまい、
飲み込むのに苦労している場面に出くわすこともありますよ。
カイツブリが水中を泳ぐ姿は、ずっと見ていても飽きないと思います。
皆さんも水の中がよく見える天気がいい日に
ふれあいステージからカイツブリの狩りを眺めてみてはいかがでしょうか。