先日は蝶の幼虫を3種類ほど紹介しましたが、
その中のアカボシゴマダラが越冬準備に入っています。
~葉上のアカボシゴマダラ幼虫~
エノキの葉の上にいる時は葉と同じような緑色をしています。
エノキは落葉樹ですから、この葉はいずれ落ちてしまいますね。
ですからこのまま越冬することはできません。
~幹に移ったアカボシゴマダラ幼虫~
近縁のオオムラサキやゴマダラチョウは木を降りて落ち葉の下で越冬しますが、
アカボシゴマダラは落ち葉の下のほかに幹で越冬するものもいます。
幹に移るとご覧のように体の色が変化します。
見事な保護色ですね!
これらの写真は11/13(金)に撮影したのですが、
今朝のぞいてみると、上の緑色だった幼虫も
幹に移動して茶色っぽくなっていましたよ。
このまま幹で越冬するのか、落ち葉の下に移動するのか、
見守っていきたいと思います。