私の名前はカラスウリ。
林の縁でほかの木に絡まってつるを伸ばします。
6月~8月の夜間に雌雄異株のレース状の花をつけます。
筒状の花の一番奥に蜜を持ち、口吻の長いスズメガに受粉を助けてもらいます。
実は最初はウリのように緑色に縞模様が入り、10月には赤くなります。
タネはカマキリの頭部とか、打ち出の小槌、クロワッサンに似ていると言われます。
カラスが好んで食べるのでカラスウリとついたといわれますが、間違いで、ウリに似ているけど食用などで人間には役に立たないということでカラスとついたものです。
植物ではカラスザンショウ、カラスノエンドウなどと同じです。
似た植物でキカラスウリがありますが、花、葉、実、種のすべてが少し違っています。