5月も下旬になりました。賑やかだった春の花が咲き終わってから、少し寂しかった泉の森。
そんな中、林縁を彩るように、ユキノシタやドクダミの花が咲き始めました。
~ユキノシタ~ (雪の下) ユキノシタ科
芽生えの頃の若い葉は、てんぷらとして美味しくいただけるユキノシタ。
赤い斑点のある3枚の花弁と、白く長い2枚の花弁の面白い形の花が咲きました。
おなじみのドクダミも、次々に花を咲かせています。
ハート形の葉に、白と黄色の花のコントラストはとても目立ちますね。
~ドクダミ~ (?草) ドクダミ科
4枚の白い花弁のように見えるものは、実は総苞片です。
本当の花は中央の黄色い部分で(花穂)、雄しべと雌しべがむき出しになった小さな花が沢山集まっています。
白い総苞片で、中央の小さな花を目立たせているのでしょうか。
その傍らでは、トホシテントウがアマチャヅルの葉をもぐもぐ・・・
ヒメウラナミジャノメは、ヒメジョオンの花で吸蜜していました。
キツリフネも咲き出して、再び賑わい出した泉の森です。