昨日の冷たい雨から一転、今日は日差しがたっぷり、穏やかな冬晴れの泉の森です。
センター前のムクロジの実も雨で洗われ、雫がきらめいて綺麗でした。
足元のまだ濡れた落ち葉をキジバトがくちばしで左右に払って、地面に落ちた何かを物色しています。
くちばしで咥えたものは…何かの種でしょうか。泥が付いているからか、真っ黒くて小さなものです。
近くにケヤキがあるので、ケヤキの実かもしれませんね。
キジバトはこの時期、一日中こうして地面の上で餌さがしをしています。自然の中で栄養を取るのは大変なのですね。
目の前にプーーンと小さな虫が飛んできました。何かな?と見ると、テントウムシ(ナミテントウ)でした。
冬なのに、どうしたのかな…と見てみると・・・
あっ!あっちにもこっちにも、ナミテントウが沢山!!
1つの看板に、20頭ほどがいました。
みんな忙しそうに、あちこちへ動き回っています。もしかしてこれは、、
動き回るテントウムシとは別に、狭い隙間でじっと動かないナミテントウもいました。
このテントウムシたちは、冬越しするために集まってきた集団ではないでしょうか。
冬を越す昆虫の中には、集団で集まって越冬するものがいます。
テントウムシやカメムシなどが有名です。
今日のテントウムシも、きっとその段階の途中なのではないでしょうか。
どうやって示し合わせたのかは分かりませんが、同じ場所にみんなで集まってきて、この場所なのか、それともどこか別の場所なのか、どちらにしても安全に越冬できる木の隙間などに寄り集まって、厳しい冬を乗り越えるのでしょう。
このあと彼らがどこに行ったのか・・・気になりますね。
週明けにまた確認しに行こうと思います。
過去の越冬テントウムシ記事はこちら↓
☆2014/2/2 泉の森自然情報 ~越冬中のテントウムシ~