ヒガンバナ群生地のヒガンバナの開花が始まりました。
まだ白花だけでしたので、見頃は1週間~10日後くらいでしょうか。
◇ヒガンバナ情報はこちら ⇒ 「泉の森ヒガンバナ開花情報 2014年」
ヒガンバナの撮影に行った帰り、どこからともなく甘いぶどうのような香りが漂ってきました。
もしかして…と香りの方に目をやると、クズの花が咲いていました。
クズ(葛)は、その名のとおり、根からとれるでんぷんを葛粉として利用してきました。
葛根湯(かっこんとう)は、根を乾燥させた漢方薬です。秋の七草の一つでもあります。
古くから身近にある有用な植物なのですね。
花は夏の暑い盛りから今の時期まで見られます。
つるの間から、塔のようなものが立ち上がり、そこに沢山の花を付けます。
ピンクと赤紫の花は、一つ一つを見るとマメ科だと分かります。
そして一番の特徴(?)は、その甘い香り^^
ぶどうジュースのような甘く爽やかな香りを辺りに振りまいてくれます。
そんな香りに誘われた訳ではないのでしょうが、クズの花のすぐ横で、ニホンカナヘビが日向ぼっこをしていました。
カメラを向けても知らん顔。見るとお腹がぷっくりしています。
好物の虫を沢山食べて、お日様の下で腹ごなし中だったのかもしれませんね。
今日は動くと汗ばむくらいに晴れてくれました。太陽が好きな花や生き物たちにとっても、ほっとする晴れ間だったのでしょうね。