立秋を過ぎましたが、まだ暑い日が続いています。
今夜は佐々木洋さんの「セミの羽化」観察会があるのですが、台風の接近も気になるところです。
一昨日のセミのぬけがら調べでは、森を歩くと足元から沢山のヒグラシが飛び出してきました。
どうやら彼らは、日中草陰に潜んでいるようです。
~ヒグラシの顔(左) 単眼は美しいピンク色~ アブラゼミのぬけがらはあちこちにあります(右)
そう、夏の昆虫といえば、セミにトンボにカブトムシ・・・!?が定番でしょうか。
でもよく見てみると、泉の森には色んな昆虫がいます。地味であまり注目されない昆虫でも、綺麗なものは多いです。
カミキリムシは色鮮やかで人気の昆虫ですが、茶系の地味なものになると、とたんに注目されなくなります。
でも顔はやっぱりカミキリムシ。格好良いです^^
小型のキボシカミキリが、丸く開いた葉の穴から空を見上げていました。
何してるのかな・・・?とのぞいてみると、葉を食べていたんですね!
~空を見上げたキボシカミキリ。実はお食事中で、あごの間に葉が見えます↓~
飛んでいるとアシナガバチそっくりな擬態の名人、ヨツスジトラカミキリもこの時期多いです。
実は花の蜜が大好きな平和主義者です。
カメムシやセミの仲間で「ハゴロモ」という昆虫がいます。枝に並んでとまっていて、目にする機会も多いこの虫。先月まで沢山いた幼虫が、木の汁をたっぷり吸って、立派な成虫になっていました。
~3種類が1つの枝に↑
翅が透けてるのがスケバハゴロモ、水色が美しいアオバハゴロモ、べっこう色のベッコウハゴロモ~
他にもちょっと地味だけど素敵な動植物は色々あります。また近々ご紹介しますのでお楽しみに☆