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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
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7/15(火)泉の森自然情報~赤ちゃんバッタと水辺の草花~【自然観察センター】

この時期、草の生えたところを歩くと、小さな何かがピョンピョンと飛び跳ねて茂みに隠れます。
色々な虫の可能性がありますが、バッタの赤ちゃんのことが一番多いかもしれません。

こちらの存在に気づいて、さっと身を隠したのはイナゴの赤ちゃんでした。
全身緑で見事な保護色ですね。背中に白い筋があるのが特徴です。


細い草にそっくりな姿の2種類のバッタがいました。
ショウリョウバッタ(左)と、オンブバッタ(右)の赤ちゃんです。
どちらも似ていますが、ショウリョウバッタの方が大型で後ろ脚が長いです。
よく「おんぶしていないからオンブバッタじゃない!」と言われることがありますが、おんぶするのは大人のオンブバッタで、今の時期の子どもたちはおんぶすることはありません。
おんぶしていなくても、「オンブバッタ」だと認めてあげてくださいね^^;

個人的に一番好きなバッタ類の赤ちゃんが、ササキリです。画像左の黒と赤の不思議な姿のキリギリスの仲間です。この赤ちゃんは5mmあるかないか、とにかく小さいので、見つけるのは結構大変です。
バッタを食べるかは分かりませんが、肉食の昆虫トウキョウヒメハンミョウというハンミョウも、今の時期地面の上によくいます。

湿生植物園では、夏の花がいくつか咲き始めました。
サンカクイというカヤツリグサが花の時期を迎えています。
茎を触ってみると、綺麗な三角形になっているので「三角藺」と書きます。

白い花はセリです。小さいですが、夏の日差しに映える真っ白の綺麗な花です。
赤紫の背の高い草はミソハギ。湿生植物園のあちこちにあって、彩を添えています。

背の低い草が水辺にびっしり広がり、よく見るといくつか花を咲かせています。
ミゾカクシの花です。溝を隠すように繁茂するので「溝隠」です。
田のあぜにムシロを敷いたように広がるから 「アゼムシロ」ともいいます。

水辺をにぎわせているトンボたちですが、一番多いのがオオシオカラトンボシオカラトンボ
2種類が並んでいる様子を写真に撮りました。(左:オオシオカラトンボ 右:シオカラトンボ)
写真はどちらもオス。色合いが全然違いますね。

涼を求めて小川に遊びに来る方や、昆虫探しに来る方が増えてきました。
沢山自然や生き物に親しんでいただけてうれしいです。
ただ、みんなが観察する生き物や植物は、持ち帰れませんのでご了承ください。
マナーを守って、夏の泉の森を満喫してください。

泉の森
住所 〒242-0029
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