泉の森の6月を代表する花「キツリフネ」が、昨日から咲き始めました。
秋に咲く赤紫色のツリフネソウの仲間で、花の色が黄色いのでキツリフネといいます。
自然観察センターと郷土民家園をつなぐ道の脇や、山野草入り口の水辺、野外教室広場の付近で群生しています。
エゴノキの花も咲いていました。
少し見頃が過ぎてしまいましたが、綺麗な花もちらほら。
地面に落ちていた花に鼻を近づけると、まだ甘い香りがしました。
~まさに鈴なりに咲いています~
そこにプーーンとやってきたのは、マルハナバチの仲間。
お尻の先が鮮やかなオレンジ色で、もふもふ毛深いので、コマルハナバチではないかと思います。
このハチ、ちょっと大きいですが(2センチくらいあります)おとなしいので怖がらないでください。
花の蜜をなめる代わりに、体中花粉まみれになって、他の花へ花粉を運びます。
マルハナバチのようなハチさんがいないと、森の花達は受粉できなくて困ってしまいます。
キツリフネが咲き出して、少し地味だった泉の森も、彩りを取り戻したようです。
可愛いキツリフネ、ぜひご覧になってみてください。