ツイッターでもつぶやきましたが、スイカズラの花が咲き始め、辺りに甘い芳香を漂わせています。
~咲きはじめたスイカズラ~ 忍冬(ニンドウ)ともいい、傷の消毒などの薬草でもあります
半常緑のつる性木本のスイカズラは、山野の林縁や道端などでよく目にする植物です。
普段は地味ですが、開花の時期はその香りと花が目に付き、ここにもあったんだ!とその存在に気づくことも多いです。
花は2個ずつ並んでつきます(左). つぼみの形も可愛らしいです(右).
花の形が面白く、5本のおしべと1本のめしべが、つんと突き出ています。
さらに面白いのは花の色で、咲き始めは白かった花が、時間がたつと黄色に変化します。
白から黄色に変わることから「金銀花」の別名もあります。
昆虫をよく誘う花のようで、写真を撮っているわずかの間にも、アゲハチョウやハナバチが蜜や花粉を求めてやってきました。
この甘い香りは、昆虫だけでなく人間も誘われますね^^
森のあちこちで咲き始めていると思います。
見つけたら、香りと色変わりする不思議な花を愛でてみてください。