5月になりました。午後から晴れて気温もぐんぐん上がり、5月らしい陽気の泉の森です。
芽吹き始めた木々の葉は日に日に大きくなり、これから花期の花が咲き始めました。
森のあちこちに生えている「コゴメウツギ」が、白く小さな花を咲かせ始めました。
漢字では「小米空木」と書きます。
小さな花をくだけた米に見立てたとありますが、粒々したつぼみの方もお米に似ていますね。
画像下の白い花…こちらは、クローバーのような3つ葉が目印で「ミツバウツギ」といいます。
ミツバウツギの花は、昆虫に人気があります。
蝶やハナバチがひっきりなしに訪れては、蜜を吸っていきますよ。
そして面白いものを見つけました。
森に小さなウニ発見!?小さなウニのようなものが枝にたくさんついていますよ^^
こちらは「コウゾ」の花。小さなウニ状のものは雌花で、右端にある丸いものが雄花です。
~コウゾの花~ 3つ並んだウニのようなものが雌花…その右の丸いものが雄花
コウゾはクワ(桑)の仲間で、和紙の原料として使われてきました。
繊維が長く強靭でよく絡み合うため、強い紙を作るのに最適だそうです。
最後に、ある樹木の葉を下から撮ってみました。
葉の中央に、何かが透けて見えます。これは花…花が透けて見えているのです。
葉の真ん中から花が!?
これは、「ハナイカダ」という木です。
漢字では「花筏」。花を乗せた葉を筏(いかだ)に例えたそうです。
ハナイカダの花は、葉の主脈の中央についています。何でこんなところに!?不思議ですね^^;
~こちらは雌花~
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