秋晴れの火曜日です。
風は少し冷たいですが、先週の真冬のような寒さに比べるとだいぶ暖かく感じます。
泉の森の紅葉は少しずつ進み始め、センター前のコナラやサクラも、色づいてきました。
~鮮やかな赤に染まったサクラ~ 今にも落ちそうな葉が3枚・・・
今日は、久しぶりに赤とんぼのアキアカネを沢山見ました。
この秋は雨の日や寒い日が多かったためか、私はアキアカネにあまり出会いませんでした。
心地よい秋風の中、元気に飛んでいるアキアカネを見つけて、ちょっと嬉しかったです^^
そしてもう一種類の昆虫は、ムラサキツバメです。
ムラサキツバメは成虫で越冬するチョウです。
常緑樹の葉の裏などに集団で集まって越冬することが知られており、この時は5頭のチョウが集まっていました。
~群れるムラサキツバメ~ 中央に顔を寄せて、内緒話をしているみたい
ムラサキツバメは温暖な地域の照葉樹林帯に分布するチョウで、東日本へは近年急速に分布を拡大しているようです。
温暖化の影響や、幼虫の食草となるマテバシイが公園や街路樹に植えられていることも、分布拡大の要因ではないか?と言われています。
今日見た彼らが、無事に越冬出来るかは分かりませんが、泉の森でのチョウの動向も、環境の変化を知る大切な鍵だと思いますので、定期的に観察していければと思います。