2013年8月4日(日)に、大和市内でクマゼミのぬけがらが発見されました。
発見者は日頃から、大和市内の緑地で保全活動をされている方です。
今回は、「大和市市民環境調査」でセミのぬけがら調査中に発見しました。
クマゼミは南方系のセミとして知られ、関西地方では普通に観察されているセミでが、
関東地方ではほとんど記録がありません。
ところが近年、神奈川県でも鳴き声が聞かれるようになり、 地球温暖化も影響しているのではないか、と言われていました。
そのクマゼミのぬけがらが、今回発見されました。
それは、クマゼミが大和市内で自然繁殖している証拠となります。
(セミは幼虫時代の数年間、地中で木の汁を吸って暮らしています)
今後、クマゼミのぬけがらが次々に見つかるのか…
それとも今回で終わるのか…
大和市内のクマゼミの動向に、自然観察センター・しらかしのいえも注目していきたいと思います。