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豊かな自然が広がる引地川源流の森 泉の森 いずみのもり

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳1728番地アクセスマップ
Tel:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
Tel:046-260-5795(泉の森ふれあいキャンプ場)
お問い合せはこちらから

6/6(木) 泉の森自然情報 ~鳥のヒナ~ 【自然観察センター】

野鳥の家族連れをよく目にするようになりました。
春から繁殖をはじめた野鳥のヒナが巣立ち、独立したり、親からエサのとり方を学ぶため行動を共にしています。
今日は、この春生まれたシジュウカラの幼鳥が、自然観察センター内に舞いこみました。
開けていたドアから入ってきてしまった様で、職員が網で捕獲。無事野外に放鳥することができました。


~放鳥前のシジュウカラ。黒い頭はグレーで、ほっぺもクリーム色。幼さが残ります~


~早く放して!!と怒り顔?のシジュウカラ~

まだ全体に色が淡く、白い部分もうっすら黄色がかっていましたが、立派な若者。
放鳥すると、元気に羽ばたいていきました。


~近くの木に止まって、こちらの様子をうかがうシジュウカラ~


~元気でね!とても可愛いシジュウカラでした~

センターの最寄り駅「相模大塚」駅から泉の森に来る途中には、先月からツバメが元気に営巣しています。
ヒナは日に日に育ち、今日は巣の上で兄弟仲良く羽ばたきの練習をしていました。


~6月4日のツバメの巣。 ヒナはまだ産毛がいっぱい!食べる以外は寝ています~


~6月6日のツバメの巣。羽も生えそろってきて、羽ばたきの練習をしていました~

この時期、自然観察センターに、「鳥のヒナが道にいるんだけど!どうしたらいい?」というお電話や
「道ばたにいたヒナを拾いました。」と直接ヒナを持ちこんでくる方がいます。

風や巣が壊れたなどで小さなヒナが巣から落ちた場合を除いて、ほとんどの場合が
親鳥から生きるすべを学んでいる最中の巣立ち雛です。
多くの場合が、近くに親鳥がいて、我が子が独り立ちできるようにそっと見守っています

こういうヒナを、「大変!迷子よ!!助けなきゃ!」と人間が連れ去ってしまうとします。
それは親鳥にとって「うちの子が人間に誘拐された!!」という事態なのです。

(公財)日本野鳥の会では、<ヒナを拾わないで>キャンペーンを毎年行っています。
自然観察センターでもポスターや冊子をいただきましたので、館内に掲示・配布しています。

鳥のヒナを見つけたら、焦って保護する前に、周囲をよく見渡して、近くで鳥の鳴き声がしないか?
(親鳥が「大変!人間がうちの子の近くに!!」と慌てている声かも…)
親らしい鳥はいないか?自力で飛べるヒナではないのか?などを冷静に見極めて頂ければと思います。

怪我をしているなど明らかに異常が見受けられる場合は、自然観察センターでもご相談にのることは可能です。
善意から誘拐されてしまうヒナが少しでも少なくなれば…この季節になるといつも思います。

泉の森
住所 〒242-0029
神奈川県大和市上草柳1728番地
電話番号 Tel:046-264-6633
(自然観察センター・しらかしのいえ)
電話番号 Tel:046-260-5795
(泉の森ふれあいキャンプ場)
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