雨上りの澄んだ空気から、強烈な日差しが照りつけています。
気温も上がり、昆虫たちも活発に活動を始めています。
このところよく目にするのが、イチモンジセセリという小さなチョウです。
茶色く地味なので、蛾に間違われますが、一応チョウの仲間なんですよ^^
~閉じた翅は、2㎝程度。シジミチョウより少し大きいくらいのサイズです~
幼虫の食草がイネ科なので、湿生植物園の辺りによくいます。
毛深くて、大きな複眼が可愛い♪ので、ぜひ見つけたら「顔」を見てくださいね^^
この陽気で増えだしたのが、アブラムシ。そしてアブラムシを食べるテントウムシも増えてきました。
アブラムシがよく付く、ギシギシやカラスノエンドウにテントウムシもいますよ。
~左:ナミテントウ 右:ナナホシテントウ 幼虫・成虫共、アブラムシを食べます~
園路を歩いていると、ピンク色の可愛らしい花が咲いています。
これは、ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)という熱帯アメリカ原産の外来種の花です。
その花に、ハナアブの仲間がとまり、何やらもぞもぞ・・・。
ユウゲショウの花粉は粘つくので、食べているうちに前脚に花粉がびっしりついてしまったようです。
こうやって次の花に移動することで、花の受粉を手伝っているんですね。
ふわふわだったチガヤの穂も、種が飛んでだいぶ小さくなりました。
植物の変化はあっという間ですね。