朝から降っていた冷たい雨が止んだ午後、センター前で「コツコツコツ…」と音がします。
何だろう?キツツキかな??と辺りを見回すと・・・
なんとアオゲラがすぐ目の前の桜の木に登り、勢いよく樹皮を叩いているところでした。
キツツキの仲間の「アオゲラ」。背中のオリーブ色が美しいキツツキです。
泉の森にアオゲラはいますが、なかなか近くで観察する機会がなかったので
とてもラッキー^^ とばかりに、そーっとにじり寄りましたが、通行人が来たところで
アオゲラはさっと飛び去ってしまいました…。
せっせと木を叩いては、中にいる虫さがし。近くで見るとかなり重量感のある鳥です。
叩いていた場所を見ると、4㎝四方のくぼみが出来ていました。
そして下には、木くずが散乱。
アオゲラはとてもパワフル!コツコツ…と叩くたびに、木くずが辺りに飛び散っていました。
あっという間に樹皮に穴が。落ちた樹皮のクズも大きかったです。
木の樹皮の隙間には、越冬中の昆虫などがいるのでしょう。
何か食べられたのかな?美味しいものが見つかるといいねぇ…と思いました。
~アオゲラ~
◇キツツキ目 キツツキ科
全長29センチ。ヒヨドリくらいの大きさですが、尾が短いので、ずっと大きく感じます。
泉の森では一年中見られますが、出会えたら嬉しい鳥の一つです。
♪ ピョー ピョー ピョー と3声で鳴くのが特徴です。
大きな声で、♪ ケッ ケッ や ♪ ケケケ…とも鳴きます。