夏休みが終わり、泉の森の平日は、静かな空気が流れています。
水辺はまだ夏の装いですが、一歩林内へ足を踏み入れると、秋の草花が咲き始め
秋の足音は確実に近づいているようです。
そんな森を歩いた帰り、小川で産卵するオニヤンマのメスに出会いました。
トン…トン…トン…とテンポよく腹先を水に打ち付けて産卵しています。
産卵するオニヤンマのメス
ホバリングしながら上下運動を繰り返し、何度も何度も産卵していました。
オニヤンマのような産卵方法は、「打水産卵」といいます。
観察していたのはほんの5~6分ですが、オニヤンマはその後もまだまだ産卵を続けるようでした。
~腹の先にある鋭い産卵管を砂に差し込み産卵・・・そして上昇します~
超高速でホバリングしています
翅音もなく静かな産卵ですが、10㎝もある大きなトンボなので、とても見ごたえがありましたよ^^
ほたるの小川などの流れのあるところで、産卵行動が見られると思います。
気になった方は、ぜひ探してみてくださいね。
注) 見つけた場合は、捕まえたりせず、そっと行動を見守ってあげてくださいね。