晴天が続く今年の夏…
湿生植物園の池では、アオミドロなどの緑藻類が太陽光線をエネルギーに、異常繁殖しています。
自然観察センターでは、景観と匂いの問題から、これらの藻を定期的に除去しています。
本日も、職員が藻の除去作業に汗を流しました。
↑ 除去作業のようす。水位を減らして中へ入ります。
↑ これが藻です。下流に流れ着いた藻を、網を使って除去します。
作業開始2時間…きれいになりました。
藻はまだ下に沈んでいるので、全ては取り切れていません。
少しであれば、小魚の産卵床や水生昆虫の住処にもなりますが
大発生してしまうと、残骸がヘドロになるなどの悪影響が考えられます。
これでしばらく発生が抑えられればいいのですが・・・。
そんな作業に汗を流す職員の傍らで、優雅に舞い踊るチョウを発見!!
アゲハ(ナミアゲハ)が、水を抜いてできた水たまりで、ヒラヒラと舞い降りてはしきりに吸水していました。
チョウにとっても人間にとっても、水分補給は大切なのですが
このアゲハたちは、何だかとっても楽しそうに見えてしまいました^^;
今月いっぱいは高温が続きそうですね。
泉の森を散策される方は、水分片手にお越しくださいませ。