このところ気温が高く、ジメジメした日が続いています。
雨は降っていなくても、日陰のない水辺は人もまばらです。
そんな中、一服の清涼感を漂わせているのが、先日もご紹介したハンゲショウです。
(6/24 自然情報 参照)
湿生植物園の一角に群生し、今が白さのピークを迎えています。
花が咲き終わると、葉も緑に戻ってしまうので、ご覧になられたい方は、ぜひお早めにどうぞ。
湿生植物園の一番奥では、赤紫色の少し大ぶりの花が咲き始めました。
~ミソハギ~
ミソハギ科の多年草で、山野の湿地に生えます。
漢字では「禊萩」と書き、盆花として使われるおなじみの植物ですね。
少し待っていると、次々にチョウが蜜を求めてやってきます。
この時は、モンシロチョウとベニシジミが来ていました。
トンボも沢山飛ぶようになりました。
湿生植物園では、オオシオカラトンボが今の時期一番多いようで
それぞれの縄張りで、侵入者を激しく追いまわす姿を目にします。
止まっているトンボに近寄ると…ちょうどお食事中(画像右…クリックで拡大)
ガガンボのような翅のある昆虫をムシャムシャ食べていました^^;
トンボはオニヤンマも小さなイトトンボも…すべて肉食の昆虫です☆
湿生植物園では、他にも色々な動植物が見られます。
つい観察に夢中になってしまいますが、水分補給を怠らず熱中症にはくれぐれもご用心くださいね。