本格的な夏まであと少し…。
泉の森の林内は、春から咲き誇った野草たちが一休みに入ったようで
花の種類はそれほど多くありません。
そんな中花盛りなのが、自然観察センターの前の広場です。
よく見ると、ピンクの花が多いような…。今が盛りのピンクの花をご紹介します。
今一番の人気スポットがネムノキのプランター前。
先週から咲きだしたネムノキの花を、沢山の方が観察していきます。
夜になると葉を閉じて眠るからネムノキ…
山野に多いマメ科の落葉高木です。
パッと目を引く糸状のものは雄しべで、
花弁は下にある筒状のものです。
センター前の木は目線の高さに花がありますので
ぜひじっくりご覧になってみてください^^
日当たりのいいところにニョキニョキ生えだしたのは、ネジバナです。
名前はそのものズバリ、花序がらせん状にねじれているからです。
花は5ミリ程度と小さいですが、これでも立派なランの仲間。
ルーペで見て見ると、とても可愛らしい花ですよ^^
同じく小さな花のトキワハゼは、白と薄紫で面白い形をしています。
ネムノキのお隣では、ホタルブクロも咲いています。
そしてゲンノショウコも、7月を前に開花し始めました。
漢字で書くと「現の証拠」。
古くから下痢止めの薬草として有名で、その即効性が名前の由来となりました。
~おまけ~
ピンクではありませんが、体に赤みがあるバッタの赤ちゃんを見つけました。
ササキリの赤ちゃんです。
大きさは数ミリ…米粒より小さく、体の何倍もある長~い触角が風に揺れていました。
この赤と黒の体をしているのは幼虫の特徴です。本当に小さいので、見つかったらラッキーですよ^^
日曜日から7月。来月はどんな自然に出会えるでしょうか…
またこちらのページでご紹介していきたいと思います^^♪