梅雨の小休止の土日、泉の森はたくさんの人が訪れています。
水遊びやハナショウブ観賞で賑わう傍らで、目立ち始めた植物があります。
~ハンゲショウ~
水辺に生えるドクダミ科の多年草。
花の時期になると、上部の葉が白く変化します。
和名の由来は、暦の半夏生の頃に花が咲くから 『半夏生』 とも、
葉が白く化粧したようだから 『半化粧』 ともいわれています。
この数日で徐々に花が咲き、日に日に白くなってきました。
白くなった葉は、8月くらいになるとまた緑の葉に戻ります。
群生している様子はとても涼やかなので、ぜひご覧になってくださいね^^
場所は湿生植物園です。
そしてもう一つ、黄色く可愛い花が泉の森のあちこちで見られてきました。
5/27(日)の自然情報でご紹介した 『キツリフネ』 が、沢山咲きだしています。
キツリフネが群生して咲くのは、県内でも珍しいようです。
花は、8月辺りまでは見られますよ。
アジサイとハナショウブは、先日の台風でかなりダメージを受けましたが、
まだ綺麗な花も多いです。
~おまけ~
ハンゲショウを観察していると、色々な生きものが見つかります。
黒くて小さなキリギリスの仲間の 『ヒメギス』や、
獲物の虫を待ち伏せしている 『ナガコガネグモ』 の子どもなどなど・・・。
こちらもぜひご注目ください。