当館2階の非常口横の窓の外に移植・展示しているキアシナガバチの巣。
展示から2か月を経過し、巣は随分と大きくなりました。
もうハチは何匹いるのか分かりません。
多数のオスバチも確認でき、おそらく新女王バチもいるのだろうと思います。
幼虫もたくさんいますし、中に蛹(さなぎ)の入った繭(まゆ)もたくさんあります。
しかし下から見られないのが難点でした。
▲巣をできるだけ下から眺める
窓枠の大きさの問題もあり、これ以上下から観察できないので、幼虫や繭が見えません。
そこで下に鏡を置いてみました。
▲鏡で見えるようになった巣の下面
いかがでしょうか?
少しは巣盤の状態が見やすくなったと思います。
運が良ければ働きバチが幼虫の世話をするところが見られるでしょう。
しかし窓枠の位置が高いので、小さなお子さんは鏡をのぞけません。
今後、お子さん用の鏡を別に設置するなり、踏み台を置くなりしたいと思っています。